2013年05月24日

昔の名残り

神戸電鉄「神鉄道場駅」のすぐ近くにある溝。橋がかかっています。
当初、これは川だろうと思っていましたが、きょう、お客さまのおうちの近くを自転車で走っている途中、ふと気がついて駅の前まで行ってみました。ここは戦前(古い言い方ですが)、おそらく神戸電鉄が走る以前の路線跡でした。橋のたもとに、以下のような説明板があります。

この橋下に線路敷が残っている。大正4年に三田〜有馬間の営業が開始され、1日7便、13km弱を28分かけてのんびり走っていたが、太平洋戦争中、戦争に無縁な閑線と判断されて、昭和18年営業停止となり、線路等の施設は、軍事貨物輸送をはかるために篠山線に利用された。以後、復活されないまま廃線となった。

神戸市北区役所・道場町連合自治会

この地域は、今ではJR路線よりものどかな駅がたくさんあります。昔をしのぶ題材がいろいろとあるようですが、残念なことに開発から取り残されたり、あるいは撤去、廃止という憂き目をみた箇所も多いのではないでしょうか。多分こうしたものはクルマで走り過ぎるよりも自転車でゆっくりと見て行く方が、より似つかわしいのかも知れません。

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駅前の橋。一見すると川が流れているように思える。


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説明のあるプレート。

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今なお、軌道あとがわかる。当時は国鉄(JR)と同じ狭軌だったのかも知れない。

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線路をはさんだ高台は神戸市北区の鹿の子台。高層マンションの住民で、この遺構を知っている人はどのくらいいるのだろう・・・。

posted by 武藤@win-help at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 三田紀行