2012年05月07日

北野異人館へ行きました

パソコンネタではありませんが。
初めて北野の異人館を見にきたのは、まだ学生時代のことでした。今から34年昔です。
当時は、今回も最初に見た「うろこの家」と、前回も今回も見落とした(汗)「風見鶏の館」くらいしか公開されていなかったと思います。うろこの家は異人館の象徴的な存在で、一番の高台に位置していることからも、ひときわ目立つので、ほとんどの人が見ていると思います。
今日は連休明けの月曜ということもあってか、どの館もほぼガラガラに近くすいており、ゆっくりと見ることができました。今日中にすべて見る必要はない、また別の日に回り切れなかったら見に来れば、と思いながら始めたものの、気がつけば9館見終わっていました。坂の多い地域のため、あとで気づいてから脚がパンパンに張っていましたね。こういう場所とわかっていながら、スニーカーでなく普通の革靴を履いていたのも失敗の原因だったかな、と反省です。一緒に行った知人はそれなりの靴を履いていたんですが、それでも「ああ、きついなー」と言ってましたから、歳のせいもあるのでしょう(笑)。
そうは言っても、まだ萌黄の館(ハンター邸)、風見鶏の館は見ていないので、いずれ機会があれば、と思っています。天候は薄曇りでしたが、暑くもなく、ちょうど良い具合でした。

ただ今回、残念な発見もありました。すぐ近くの山本通りの回教寺院近くに、私が昔よく好きで通っていた音楽喫茶の「モーツァルト」という店がかつてありました。店名の示すとおり、モーツァルトの流れるコーヒー店で、いろんなカップが店内にぶら下がり、希望のカップに注いでくれるサービスもしていました。日曜の昼下がりなどは常連の人が大勢つめかけ、レコードやCDでモーツァルト作品のリクエストなども受けつけて聴かせてもらえました。ファンにとってはオアシスのような店で大好きだったのですが、久々に店の前を通ったら、かつて入り口であった短い階段こそ残っていましたが、ドアは壁でふさがれ、もうかつての面影はなくなっていました。廃業なさったのでしょうか。異人館がおおぜいの観光客や若者でにぎわっているかたわらで、この店のように歴史に幕を閉じてしまうところがあるのは寂しく残念です。単なる1ファンに過ぎませんが、私や常連客で何かできることはなかったのか・・・と。せっかくあの大震災にも潰れずに残った店だったのに。

そんな、楽しみと同時に悲哀をも感じた北野異人館巡りでした。

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うろこの家。異人館のシンボル。

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山手八番館

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北野外国人倶楽部

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英国館

posted by 武藤@win-help at 20:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2012年05月05日

映画「阪急電車」見ました

今夜のテレビで初めて全編を見ました。
懐かしい思いでいっぱいになりました。宝塚に幼稚園の頃から住み、高校時代は雲雀丘に、大学は大阪の大学に自宅通学していました。なのでちょうどこの映画の舞台である今津線に、毎日乗っていました。詳しくいうなら高校時代は自宅から宝塚南口へ徒歩で行き、そこから終点の宝塚までひと駅、宝塚からは雲雀丘まで、大学の時は逆瀬川から西宮北口まで、そこから神戸線で梅田へ出、JRで環状線鶴橋まで乗り、近鉄で大学の最寄の駅まででしたが、いずれの場合も通学で最初と最後(帰り)に乗る基幹の路線=今津線でした。
映画の世界はもちろん虚構の物語ですが、かつて阪急を利用した者として感じるのは、阪急全線にいえますがとりわけ今津線の乗客は独特の雰囲気があるように思えることです。沿線に高級住宅地を抱え、関学、清心女学院など関西の名門校が点在している地域で、昔からの変わらない品の良さをもつ人が少なからず見受けられるように思いますね。自分も若かったあの頃を、年間通じて温暖な阪急沿線でもとりわけ春から初夏にかけての、ちょうど今の時期がひとしお風情のある今津線と重ね合わせて、ひとり泣きしてしまいました。
また機会があれば乗りたい、と改めて思いました。
posted by 武藤@win-help at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記